うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。最近では、話が盛り上がった時に、熱い気持ちをさらりと語られていたある画家さんの大好きな言葉「諸行無常」も大好きになりました。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

タグ:ピアノ

ピアニストの飯野明日香さん。
室内楽シリーズ
”L'ESPACE"Vol.5

ゲストのピアニスト宮谷里香さんとのリサイタルが
5月21日に開催される予定です。
14時開演 13時半開場
京オペラシティリサイタルホールにて
一般4,000円 学生3,000円

詳しくはこちら

曲目はシャブリエ/「3つのロマンティックなワルツ」よりNo.1
ショパン/マズルカop.17
モシュコフスキー/「スペイン舞曲集」op.21より
インファンテ/「アンダルシア舞曲」より1.リズミックに3.優雅に
ルトスワフスキー「パガニーニの主題による変奏曲」
一柳彗/パガニーニ・パーソナル
メシアン/「鳥のカタログ」より「もりひばり」
ストラヴィンスキー/「火の鳥」(2台ピアノ版Achilleas Wastor編)


明日香ちゃんの透明感を、涼やかな5月の風に乗りながら聴いてみてください。

現音のMusic of our time.2021年
マウリシオ・カーゲル生誕90年も兼ねた企画に、
久しぶりに、恩師、堀切幹夫が、ピアノ連弾を初演で披露します。

12月2日木曜日
18時開場 18時半開演

東京オペラシティリサイタルホールにて、
一般4000円 

堀切幹夫作曲/幼年時代より

ピアノは及川夕美、高木早苗。

2012年から14年までのシンフォニー連作の合間に書き連ねたもので、先生は、幸福だった過去を重ねて書いたのだとか。
是非お楽しみください。

その他、出品作曲家は、 三宅康弘、大平泰志、梶俊男、二宮毅、小坂直敏、田中範康、ロクリアン正岡。

12月、冷たい風が心地いい季節に是非。

(全て敬称略)

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大人からのピアノ教室ならぬ、ピアノ独学教室


先生についてピアノを習っている人はともかく、大人になってからピアノの独学をはじめて、「ハノン」というのが指の練習に良さそうだけれど、いまいち指の「つぶ」が揃わないんだよな。ちゃんと練習してるのになと思うことがあると思います。

そうですよね、ハノンは「いちにさん」という感じで進めていますので、確かに一生懸命やったら指の「つぶ」が揃う気がしますよね。しかし、昔ちょっとだけピアノをやっていた人も、「つぶ」をそろえるのは、なかなか思う通りに行かないこともあると思います。
それでも習ったことのある方は、やり方も知っているでしょうが、独学ではと思ってたどり着いた方に。

いいのです、ハノンでも。
リズムを変えるのです。

例えばこんな風に。
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それを一度弾いたら今度は、符点を逆に。

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万年筆で書いたため、変になっててごめんなさい。(むしろ課題です。さて書き方の間違いはどこにあるでしょう~)


アクセントはつけてもつけなくても。 わたしが習ったときは、つけさせられました。
それで、普通に弾いてみてください。あれあれ不思議。「つぶ」が揃ってきましたね。

私個人は小さいころ、3曲は必ずハノンはやって進めていました。
でも、大人だと、もう少し長い曲でも楽しみたいと思いますよね?
そのお勧めはクレメンティの「グラドス・アド・パルナッスム」です。

その、1番2番をやってみましょう。同じようにです。アクセントはつけなくても、リズムだけ変えてやってみましょう。こちらは、一度そのパターンで弾くだけで「つぶ」が揃うはず。

指が滑らないように、第一関節をきちんと立てて弾くのが大切です。
以前も、このブログで書いたと思いますが、手を鍵盤の上でグーにしてから、卵を手の中に入れているように、指の方を鍵盤に乗せていきます。
椅子の高さは、座って肘を曲げた時に、ピアノに直角が基本です。手首が鍵盤より下にならないように。平行になるように。
ピアノを始めた頃、脇が甘くなると力も入りにくくなるので(ピアノ初心者は力を入れすぎますが、最初からわきが甘いのは良くないです)だれかに、肘の曲げるあたりと身体を紐で巻き付けてもらいました。そうすると脇が開かないのです。泣きたくなる時もありましたが(笑)意外と変な癖がつきにくくなるので、初心者であればあるほど、これをやると進んでいって曲を弾くようになった時に、余計な力が抜けたり入ったりしないので良いはずです。
ご参考までに。

お一人なら、伸縮性のある紐、もしくは長いゴムでやるといいかもしれませんね♪

練習曲のほかに、曲も一緒に楽しむのも練習を楽しむうえでは大切ですが、基礎を1年でもきちんとやれば、曲だけで進めていくより、あとの伸びが早いはず。
大人だから、曲が弾ければいいわというひとは、それだけで終わり、他の曲を弾くときには、ある意味、また初めからということになります。

慣れてください、音階に。そうすると、耳が自然と音を、和音を、うんちく習わず聞き分けることが出来てくるはず。

頑張ってくださいね。



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