うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

カテゴリ: 自分メモ

「2本のアルトリコーダーとチェンバロのためのワルツ」鈴木朝子作曲 リコーダーJP

私の曲を買って練習してくださった方、本当にありがとうございます♪

自分のことなど、検索しないので、聞いてびっくり!

購入後のコメント拝見しました。

何より楽しんでくださっていることが非常に嬉しいです!

気持ちが明るくなるというのも。

私が曲を作る時に、楽しんでいただけるかなというのを常に考えるので、非常に嬉しいお言葉でした。
この声が届くかわかりませんが書き記しておきます。

もともと裏方が大好きな私。
売れたいとか、人気が出たいとか思ったことは、どの分野にもなく生きてきたものですから。

演奏してくれる人が、これ演奏して「やってやろうー」「楽しい」「やる気が起きた」「元気になれた」なんて思っていただけたら、本当に嬉しくおもいます。

リコーダーはどこにでも持ち歩け、日本にはがんばっているリコーダーJPの、石田誠司さんという素晴らしい方がいらっしゃいます。とても良い意味で、リコーダー愛半端ない(これが、いい意味で私のプレッシャーにもなるんですが)

リコーダーを通して現代音楽という一人歩きするイメージから、演奏してくれる人が解放してくれることは、ある一部の現代作曲家たちが、ずっと願っていることです。

そういう事を、話していた人たちの中の多くは、泉下の人になった人も多いですが。

どうぞ音楽を楽しんでください。

YouTubeにピアノパート、今年はアップするつもりです。

ありがとうございました。

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昨年末、急な仲良かったおじ様の訃報が入り、お正月気分でもお誕生日気分でもありませんが、
むしろ、深く深く今まで以上に考えることができました。

以前も書きましたがスマホが普及し、自分でPRするSNS発信の方も増え、このブログ自身の役割はもともと、インターネットで自由に何の縛りもなく、本当に素敵なもの、人をお勧めできると言うものから、その必要もあまりなくなったなと変わってきました。

ますます縛られてという感じです。

これからどうなるのかわかりませんが、いつもメールくださる方々には感謝しております。

皆様にとって幸多き一年でありますようお祈りいたします。

田鎖幹夫「二つの年代から」
新作(油絵、蜜蝋画)と1990年代の作品(アクリル、和紙)
2022年7月15日より8月1日まで10時から19時まで
(木曜休廊、開廊は、金・土・日・月、予約制の日が、火、水)
obi galleryオープニング記念
↑HP拝見すると、素敵すぎる!

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田鎖幹夫さんのブログは、出し惜しみなく、そして素敵なもので、そこにも案内の作品のことなどが書かれています。田鎖さんの言葉も好きです。前によくお料理の絵を描かれて載せられていたのは、画家の二村潤さんから教えてもらって、そのころものすごく見ていたのですが、マネして自分も描こう!とやってみても、そんなに素敵になるわけがなく、やめてしまいましたが、最近食べた料理を日記の一部に色付きだったりモノクロだったりして描いています。楽しいんですよ~。うまい下手にかかわらず。

あまり人に「習う」ことをしませんが、田鎖さんが近くだったら絶対田鎖さんの教室に参加してるはず。
いつか個展の帰りに、食事に行った時に、一緒にいた人とおうどんのことを語っていて、なんか楽しかったのを覚えています。最近は、なぜか「勝手にボランティア」みたいなご高齢の方それぞれにたまにお世話させていただくのですが、90歳ともなると、料理の仕方を工夫して、辰巳さんとかいろんな人の参考に作るのが楽しい。器も昔以上に好きで、今は大好きな作家さんのものばかりで「食」ということは生きる基本で、そういう流れに自分がなっているのも不思議です。なので、田鎖さんは土井義晴さんの言葉を引用されていますが、そういうことが楽しくて。

そういう人の作品というのは、香りもたっぷりな気がします。どうぞ足をお運びください。
珍しい場所ですよね。
横浜よりこっち(どっち(笑))で開催されるの大歓迎!


今年も現在音楽作曲家、白澤道夫氏のCDをこれでもかとよく聴いている。

研ぎ澄まされた耳、哲学専攻していただけでなく、日本にラッペンマンとの繋がりを持たせたり、何カ国語もできた白澤さんの音楽。

いいなあやはり。

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数年前のオペラシティで白澤さんが発表した時のあの写真、とっておいて良かったな。写真嫌いな白澤さんだったし。


高橋 東悟さんも仲良くしてくれて、すごく楽しかった。
このお二人は現代音楽の中ではいい意味で異質で、大好きだった。

中井英夫が三島由紀夫と澁澤龍彦を失った時の言葉を思い出してしまう…。

東京文化会館の音楽監督に、
野平一郎先生が就任とのこと。

私がJFCに入った時にお世話になったのが、
堀切幹夫先生と、野平一郎先生。

堀切幹夫先生とは、一緒に先生の曲や、
友人の曲を聴きに行ってはいたが、
野平さんのは、こっそり一人でよく行っていた。

紹介にはピアニストという言葉が先に来ていますが
やはり私の中では、作曲家なのです。

ピアニストとしてベートーヴェンの曲を弾かれた時は
流石だけれど、作曲家だなと改めて思ったものでした。


なんだか現代は、あまりに分散化されて
演奏する人作る人などと分けられたり、
肩書きに別々に書かれたりしますけれど
過去には、それほどね。

演奏しているならば、きっと一番その楽器に詳しいから。

作曲家は、演奏家から学んだり、コンサートで
その響き、そのホールでの響きなど勉強するわけで。

今はネットがあって、ずいぶん昔の作曲家が自作自演していて、これでいいのか!と「勉強」しているのちの人たちは思うんだろうけれど、音楽でもなんでも正解なんてない。

むしろ私は演奏してもらうことでたくさん学びがありましたし。自作自演が正解でもない。

そういう意味でも、時代背景は大事だろう。
いつか某作家が、発表する時には、プログラムに生まれ歳を書くのは大切だと言っていたが(と言っていた人は、その頃年齢は書いていなかった…)その大切さは更に感じる。

東京文化会館は、作曲家ならよくお世話になった場所だろう。

いろんなホールがあるが、有名どころでは一番好きである。しかも小ホールの方。

楽屋を出ると太い柱があって、そこに様々な人が名前やなどを書いている。あれは面白い。私ももちろん。

しかし、世代交代したなという感は強い。

こんな時代が来て、尚更。


皆様お体にはくれぐれもお気をつけください。

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