うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

カテゴリ: 文学

澁澤龍彦氏の生誕九十五周年記念 企画展

澁澤龍彦の文学世界

ー〝ドラコニア〟への航海ー

令和5年
10月7日より12月3日まで
(令和とつけるところが、澁澤さんにピッタリですね)
埼玉文学館にて
開催中です!
詳しくはこちら


これからだと11月18日には加藤光男さん(さいたま文学館職員)の方の「澁澤龍彦と三島由紀夫の交流」という講演会がありますね。予約必要ですのでお電話で。


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今思うと(当時もですが)澁澤さんは、早すぎましたね。
今回、anan創刊の時のも展示されるとのこと。
そういえば、栃木に移り住んでいて、(それでも週何回か東京にいっていましたが)anan創刊時からヘアメイクをしていたお兄様が、お店兼ご自宅にいらして、よく遊びにもいっていたのですが、そんなに大きくもないのに、シンプルで素敵なこだわりのものに囲まれて、暮らしていらっしゃったのを思い出します。


わたしに海外で買っていたウサギの置物を「うさぎ好きさんにもらってもらえるのは嬉しい」とお宅にお邪魔していたときにいただいたものは、今でも私の手元に。

そろそろ私も、人に譲る歳になったかなと、たまに飛ばそうと思うものをチェックしながら片していることがあります。


雑誌一つとっても長く生きると、いろんなことが数珠つながりに思い出されるものです。

市野裕子さんが、句集を出されて、確かうちには他にもどこかで買ったものがあるのだけれど、新しい。

この暑い夏に、動いていらしたのだなあというよりも、彼女の句はまるで詩のように。
しかし、彼女の何もないところから、作られてように「感じる」というよりは、彼女の絵という世界に一旦移り、市野裕子そのものの形跡は絵の中にしかないと思われた先の言葉として現れる。

饒舌というのと間違う。

彼女の絵に余白があっても、余白というには軽すぎる。ポオの言うマルジナリアより透明度が高い。

絵だけを見ても、句だけを見ても、両方を見ても、全くそれぞれの形に。

最近よく水彩をいじるようになって、改めて思うのが画家さんは、ものすごい隅まで観ていると言う当たり前のことを思う。そんな、やはり画家をずっと続けている視点はすごいもので、一つの言葉から生活が見えるし、逆に見えなくなる。

妄想癖の強い私はますます混乱しながらも、思わず笑みが出たりと、この本ボロボロになるだろうな。
書写もしよう。

暑い夏を何とか越した自分へのご褒美には勿体無いくらい。

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2017年4月11日から16日まで。
11時~18時、最終日17時まで 

ギャラリー勇斎
 
近鉄奈良駅から徒歩4分のところです

山本じんさんと寮美千子さんの対談と朗読が4月15日土曜日、15時からあります。500円ドリンク付き。予約不要です。
初日の16時からオープニングパーティがございます。

「絵本古事記)よみがえり~イザナギとイザナミ)」寮美千子(文) 山本じん(絵) が酷暑刊行会から2015年に刊行されています。そしてイベントもたくさんありましたが、その延長です。

まだ行かれていない方、お勧めです。 

じんさんって素敵な方ですよね。 最近お会いしていませんが。

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全然更新できていませんが、たくさん美術、音楽で、楽しい時期←年中ですが…
ですね。

一時、断捨離と、やたらと捨てる事が流行りましたが、私はその前に本当に、必要なのか、考えて購入しないのかな?とか、たとえば、私は一つ服を買うときはクローゼットにある服に合うのか、だーっと頭に浮かべ買います。そして、ある数を越したら、買った分処分します。それは買う時にもちろん考え済み。

しかし、本は増殖しますよね(笑)

毎年古本屋にきていただいた事もありましたが、最近はよっぽどでなければ、図書館で借ります。

この前ゴソゴソしていたら、学生時代のヘッセ。
ヘッセが好きというわけではないですが、この「ガラス玉演戯」は、どういう訳か好き。若い時の感受性を掴むからかな?
今と違い文字は小さいですが、好きな本。
今日の一冊はこの上巻!

一日で一冊が基本ですが。最近ままならない。なのでカフェで(=^ェ^=)

久しぶりに文芸関係です。
年末の押し迫った今日この頃。皆様体調崩されていませんか?
文芸関係は、こっちではなくうさおと朝子のほうに載せているのですが、あまり私が多いとウサオにも怒られますので困った

ポストに講談社から本らしきもの。
あれ?最近何か問い合わせたかしら?と自問自答しても答えは出ず。
で、あけてみると、おお!やはり花田清輝は人気あるのね、いつの時代もと思いました。昔は古本屋でものすごく大きい本で(全集だったかしらね)手の届かない金額であったり、古本屋でそこの得意とするものとは違う図書としてあって、破格だったり。私と同じく花田清輝を好きだった人は、いまは作家さんで活躍されていますけれど、私ってばいったい・・・。

(株)講談社 文芸文庫出版部長さんから?謹呈いただきました。(一応判突いているものね)
もう創刊20周年ということで、沢山の中からアンコール復刊のアンケートを書いて私は10代の頃から好きで(私の周りの人たちも好きな人が多くて)「鳥獣戯話・小説平家」に応募したのです。そしたらアンコールになり、どのくらいの人に送られるのか忘れてしまったけれど(こういうのって忘れる頃にいつもやってきますものね)私の好きな装丁作家、菊池信義さんのデザインによる復刊記念特装版(文庫版変形・函入り・布装・題簽箔押し・天金)で、送られてきました。これにはブックカバーもいらないくらい自然な装丁で素敵です。しかもこれはカラーセラピー的に言うと、悲しみなどを一緒に流してくれるエンジ色。今年のいろんな怒りや悲しみは今年のうちに流そう!と贈られてきたプレゼントみたい。
「謹呈」なんて何年ぶり。10代20代は知人や作家さんからいただくと必ず入っている栞。最近文芸関係少ないので(私が書いていないからか・・・)なんか嬉しい。
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来年初め、ゆっくりお正月に読めますように。

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