うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

私のお勧めしたい美術や音楽などの案内を載せています。個人的なブログなどはリンクよりお進みください。 (ここにある個人写真は許可を得て掲載させていただいております。 ご本人様以外の方は、ここにある写真の無断転載・転用は禁止させていただいております。 ちなみに、リンクはご自由です♪ なお問い合わせののメール等、お名前とご連絡先の書いていない 一方的なメールにはお返事できかねますのでご了承ください)

「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

カテゴリ: うーちゃんと朝子

それでも、そういうのを見るのはたまになのですが
地方の、年配の方の一人暮らしの人のブログ。
これを探すのもなかなか大変ですが、それでもうまく探せて、そういう方のブログを見ると、素敵な風景だったり、ささやかな花だったり、質素でしかし年齢にあった食、身の回りの物、人によっては読書家のひともいたり。とにかく「一人暮らし」という二人でいた人が(そして子供もいなく)一人になってどう生活を楽しんでいるのかというのが、とても心温まるものになっているのです。
出来れば、知り合いになって会いたいくらいですが、こんなご時世ですからね。


このブログも「更新少なくなったよね」といわれることもありましたが、それはフェイスブックが出来て、そこでは作曲家や演奏家がそれぞれ自分のコンサートやなんでもアピールしていて、それまででも少しずつインターネットが日常に取り入られてきて、むかしの「胡散臭いネット」ということがなくなり、接続しても定額(昔は時間でインターネットは料金が取られていたのですよ、若い人はご存じないかも!)になって、私の周りの人たちの宣伝に使おうと思っていいた役目も終わったなとなったからなのです。

なので、当時、自己宣伝はほぼやりませんでした。目的が違いますからね。

今は、テレビを見る人も少なくなり、インターネット、特にツイッターなどでは、政治家が発言していたりと、偏ったメディアというものを通さずに知れるのはよくなったことですね。

とはいえ、本は外せない。
この、カール・ローズさんの本は、まあ、頭が痛くなるほどに。


WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす
カール・ローズ
東洋経済新報社
2023-04-14



じめじめしてきましたが、皆様におかれましては、ご自愛くださいませ。

新しく曲を作るときのこと。

いや、その時は着想があるからその前というのが正確ですが。

作曲の中では弦楽四重奏が大好き。
ピアノもね。

フルートオーケストラのためにはいくつか書いたけれど、奥に秘めた、深いもの。スペイン語で言うとドゥェンデというものかな。
言葉より多くを語る音楽。

小さい頃から子供と遊ばずピアノに毎日向かい、当時は思わないけれど、その同じ年代が遊んでいるときに孤独で一人ピアノと語る時間が圧倒的に多い時間を過ごした演奏家ならよくわかってもらえるだろう。特にピアノのひとは。

それだけピアノが好きなのに弦が好きなのは、軽い憧れ。いつまでも音が長く続けられる弦。

ピアノは楽器の王様と言ったのは齊藤登先生だが、音域、たくさんの音を一度に鳴らせるなどなど。

クラリネットは中学生の時にやっていたが、最初は鳴らすまでが大変で、本当はフルートがやりたかったのに、フルートはいっぱいだったからと言うことで。

フルートも綺麗ですよね。最盛んもっぱらリコーダーを練習するのはやはり書くに当たってできることなら自分でと言うのが師匠の教えでもあり私自身思うのです。

ロシア音楽が大好きなので、早くNATOは引き下がって欲しいですね。

しかしいろんなことがありすぎて。
子供の頃、転校ばかりだったと言うわけではなく、同級生より大人が好きだったのは、きっとその包容力。色々経験した人の眼差しだろうなと思うことが自分が大人になってよくわかります。

ま、そもそも、ギャーギャーは嫌いだしつるむのも。

私はいつも手書きです。
頭から出たのをすぐ機械にとは思わないし機械をいじって作ろうとも思わないし、そもそもクラシック音楽が好きなので、お笑いは大好きですけれどそれならそっちに行ったほうがよほど楽しいし。



音楽があるっていいな。

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久しぶりにこちらに書いてもいいかなと。
だんだん少なくすべきブログかもです。

ここ数年で本当に近しい人たち、私が心から信頼のおける人たちが地球からいなくなったことも、ずいぶんと人間世界をますます冷静に見ることができ、元々の性格にその思考が積み重なっていっている最中です。

コロナ前は、ネットというのは適度にという具合でしたが、どんな人もいじるようになり、なんだかこうね。私と親しい人は、人が集まり始めると私がどうするかご存知と思いますが。

献血で思わず体調を崩して、まだ回復途中。
それでも、まぁまぁ。

回復していることの、身体の自然に生きようとする力の有り様を、ひしひしと感じているところです。

コロナは、良いこともたくさん残してくれたような気がしますね。世の中の「大したこと」が実は、一昔前は当たり前にみんなやっていたことに気がついた人たちが意外といて、心嬉しく思ったものです。

数回ですが、読書会をやって、外国語ではなく、素晴らしい日本語で日本語をそのまま受け取り日本語で考えられる素晴らしさに改めてひとりほっこりしていたり。

こっそりここ数年行っていてバレたこともあったコンサートにも、マスクと伊達メガネと、マフラーぐるぐる巻きなどの工夫?で、見つからずに(笑)知らんぷりして聴けたり。早く世代交代しろーと思って、もちろん歳を重ねればそうなるわけで、ま、それもあるな。しかし、興味ないものはとことん興味なくなるんですね、50過ぎると!

東京方面より逆はむしろコロナになってからは、目を向け足を向け、こっちの方がやはり好きだなと、幼少辻堂に住んでいた頃を懐かしんでいたり。

自転車という、持ち運びもできる足もできたり。

本当に前向きであることって大事ですね。

それと感謝。それに尽きるのが人間界だな。

そして、無理して嫌な人とは付き合わない。仕事でない限り、それは良い成分を持っていかれるからさっさと好きな人やものたちと、その時間を共有した方が良いですね。

そもそも友人に対してはアリストテレス的考えですから、本やピアノ、チェロ、もちろんうさぎ!が友達になるのは当たり前ですが、それでも素敵な人が私の周りにいて。


みんなありがとう。
の、皆様は、ここを見ていないと思われ。

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梅雨の時期、雨の冬の日など、バッハを集中的に聞く日は決まっている。
自分で弾くなら「フーガの技法」。
バッハ好きな人は、皆そうなのだろうか。
その静謐さによる力?
もちろん室内楽に限る、だが。



美しい演奏。
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最近はもっぱらピアノソロや、弦楽器ソロなどを書いているけれど、弦楽四重奏も冬に向けて書く予定。

私は師匠の一人、堀切幹夫氏と同じで、発表のために書くよりは、人様に(いまは専らロスだけど)かくより、自分が描きたいからかくだけで、書けば満足する日記のようなものであるから、読める人は聴けるのだろうなと思う。
でも別段聴いて欲しい!という欲求はかなり人より少ない。これまでどこで発表しようとも、演奏者の素晴らしさを聞かせていただくというだけで、発表後、多くの人にある「満足感」が、皆無である。

これは、歌詞入りの音楽を聴いて歌詞が頭に入らないという、以前坂本龍一氏も同じ事を言っていて、それはそれで同じ人いるのだなとホッとしたが、それは個人個人の違いなのだろうと思うようになった。

発表が終わると、いま風に言うならば「で?」となるのだ。
そうなる自分を隠すように以前は、その後、発表したことを少しのばしたりしたが、もともとそんなことは無意味なのだった。

いつか、ある画家の知り合いの弁護士が八重洲の隠れ家のバーに数人一緒にいた人も含め連れて行ってくれた。
その時、もちろん特殊な(女だし、あのような場所には今後縁がないと思うけれど)そこで隣にいたお友達とはおこがましいかもだが有名な挿絵も描く画家がコースターを片手に、胸ポケットにあったボールペンをサッと取り出し、私と隣にいた知人を描き始めた。それはとても薄暗く、和式の酒の席で大人な雰囲気の中に消えている姿だったが、反対側にいた画家が私に「これが本当の絵描きなんだろうな」と言いながら、また店の女とわいわい話していた。まあ、フランス帰りだったから色々積もる話はあったのだろうけれど。
私は両隣にその二人を置きながら、ものすごく哲学してしまった。

そうなのだよなと。

もちろんそのコースターは、私の家にある。

作曲家としてのHPを時代に合わせブログのみとします。

今までヤフー経由で見てくださっていた方、ありがとうございました。
ヤフージオシティーズ閉鎖に向け、迷っておりましたが、わざわざHPを見るより、今は皆さんインスタやツイッターなど、サクサクのものをリンクリンクして、そこで進んでいるのがほとんどなので、ブログのみとしました。もともとブログをメインにしていたので(それでもフェイスブックは、すぐに凍結されるというので、ほとんどやっていず)インスタなどは別として、リンクに貼らせていただきました。
このほうが見てくださる人も簡単なのですね。スマホの時代、おそるべし。

こちらが音楽のメインで、ご興味あれば、リンク先をご覧ください。

元号も5月から「令和」になり、いろんなことが一新される感じで丁度いい具合です。

桜も満開になりました。しかし今年は心持ちいつもより寒い気がいたします。
どうぞお体には留意されてお過ごしくださいませ。

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