私の若いときのピアノ曲はないのでしょうかとお尋ねがありました。
ええ、ありますよ、結構。ピアノは書いたのではないでしょうか。
しかし、手元に残さないのが信念と(プレゼントしてしまったり)
単によく1,2年に1度は引っ越していたので紛失ということもあります。

特に、個人的に作曲の先生に習っていたときのものはほとんどありません(笑)。即興はあるわけがありませんが(そこで弾くのですから)
その中に「サロメ断章」というピアノ曲がありました。
一つ1分くらいで合計10分くらいです。

オスカー・ワイルドの中でもやはり好きな題材で、まあビアズリーの絵が一番世の中では普及していると思いますが、まあ、オカルト好きな私はその曲を書く数年前にビアズリー展でそのサロメのポスターを買ったほど。
(余り買わないのですよね。買えないというか(笑)いつだかゴヤとダリの版画展があり、ゴヤも買えないことはなかったのですが、結局迷いに迷ってダリの「神曲」の一枚を買っただけなのです。たまたまそのとき仲のよかった有人がスペインのダリ美術館のいろんなものをあっちから贈ってくれて、なのかなあ???)

で、私はこの曲「サロメ」ですが、ほとんど何を書いたか覚えていませんが、(七つのヴェールの踊りは、結構練ったのでなんとなく覚えていますが)「考えて」書いたものですし、ピアニスティックすぎるほどでしたので、そういうことではなく、バレエ曲としていつか仕上げるつもりです、新たに。

これはいきなりバレエ曲にするわけではなく、ピアノからか弦からかわかりませんがかなりシンプルなところから色々作ってみたいと「現在」思っています。

そんなところです。ので、こういう状況でもピアノ曲を演奏してくださる方には、ピアノ曲として出来たあかつきにはプレゼント差し上げますので、ご遠慮なくお申し付けください。