血と薔薇が文庫になった!!びっくり
早速、近くの本屋に行ったら売れている。
復元版が出ていたのも知らず、あっという間に文庫に。今、「(本名;龍雄)」なんてきちんと書いてあるのね。

これを私が古書店にいって眺めたり立ち読みしていたのは20年位前。
三島がでていたり、とにかくこれが出版された当時は今と違ってかなりすごい本に思えたものだろう。
ただ、まだ私が古書街などで見ていたときは「幻の書」ではなかった。
適当にありました。高いけれど手の届く範囲で。
でもなかなか揃っているものがすくないのとその第4号がということで
なんとなく購入しないままにきた。

あの本当の?本にはさすがに負けるが、河出文庫がよく文庫にしてくれました拍手
私が学生のころはほとんど文庫には欲しいものがなく(古典ばかりかもしくは、もっと軽いものがほとんどでしたから)単行本が普通で、そのころ思いもしなかったものが今は文庫に入りますよね。
文庫本書下ろしなんていうのもありますし。
逆に今では「当然」のようにあったいわゆる名作が本屋には少ないですよね。

この「血と薔薇」コレクション1にはダフニスとクロエと題した裸の男と女がいるのですが、
二人で寝転がってウサギがいるのがずっと気になっていましたウサギ

サルダナパルスの死などもありましたね。澁澤さんの。

みんな若い!(笑)
今でこそここに出てくる画家や作家の名前など普通に皆さんご存知でしょうが
それも澁澤の力は大きかったでしょう。

いつぞや「私「血と薔薇」からのインスピレーションで書くわ!」と澁澤さんにいって
そりゃ楽しみだな、なんて・・・(いまだにやってません。古書を手に入れてからねっていったけど)
澁澤龍彦好きなら、彼の家に貞操帯があるのご存知ですよね。

というか、締め切り締め切りウサギウサギウサギ