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兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

2019年03月

市野裕子展 ーとおくのじかんー

3月18日から30日まで

21日、24日休廊
12時から19時まで
最終日17時まで
中和ギャラリーにて。

中央区銀座6-4-8曽根ビル3階



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中和ギャラリー。前に誰の時行ったんだっけな?

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お昼はすっかり暖かですね。

皆さんはコルビュジエ展行かれたかしらん。

日常が芸術そのものでありますように。

最近でこそあまりお伺いしていなかったけれど、作ったコースターなど置いてもらっていたギャラリーバーKajimaさん。

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2月23日で銀座のお店が終わりました。
場所も雰囲気も大好きで、何よりオーナーやNさんが好きでしたのに。


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その昔、やはり画家さんが長年経営していたバーがなくなり!2回ほど銀座内で動いてから閉店。
あのずっとあった場所も!道からひょいと入って、ここ銀座?と思うほどの、隠れ家的画家さんたちの集まる場所で。しかも普段からオーナーの絵が所狭しと飾られて。オーナーの仙太郎さんは、全くの儲け主義とは違い、とても銀座とは思えない値段で、何より芸術の話はもちろんですが、やはりそこは大人たちで、芸術以外の楽しい話が出来て好きだった。
ふらりと寄って、待ち合わせをすることなく、なんとなく集まってきた人といるというあの感じ。

子供の頃、澁澤龍彦やら読んでいて、あのような仲間たちと、「芸術は、自分個人個人でやっておしまい!」と、全く関係なく話せる楽しい人間関係に出会いたいなと思っていた私には、とても居心地いい場所でした。


仙太郎さん何してるかなあ。

諸行無常。そんな心意気を教えてくださったのは、311があった年に、珍しく関内でお酒を飲まない画家さんと初めて帰りにお茶したとき。

言葉を知っていても、それを確実に自分のものとして使われている素敵な画家さんで。

意外と、意識せず発した言葉は、人の心にシャキッとさせるレモンシャーベットのような甘酸っぱい味となって、記憶にずっと残るようなものが多いのです。

私も中学の卒業の時に、ソフトボールの後輩に「先輩の言葉がなければ、あの時辞めていました。ありがとうございました」と言われた時、全く何を言ったか覚えていなかった。

私のストレートな所は、そこで「え?何か言ったっけ?」と声に出して反応しちゃう所。「あ、覚えてなければそれでいいんです。でも本当にありがたかったです」というその子の言葉に救われてから、その後似たようなことを言われても「なんだっけ、、、」と言わないようにしています。

自分にとって大事なことを「忘れました」と言われたら…ね!後輩、ごめんなさいでした。彼女は、それを機にその言葉を忘れたかもしれないけれど、私はその時のことを一生忘れなくなった。面白い事象です。

私は付き合って別れた彼氏は名前は、接点がなければ記憶から消えているという頭脳を持っているので、記憶されていることは、大事なことのようですが、どれもとても些細なこと。おばあちゃまに小さい頃言われたことを守っていて、随分大人になってから母に話しす機会があった時「おばあちゃまに、そんなこと言われていたの?」と、おばあちゃまが、孫を親以上にきちんと躾ていたことに驚いていたり。

もともと私は家族にも、あまりベラベラ話さないので、ずいぶんのちに親が知ることもあって、いつだか怪我して石膏で脚を固められ、松葉杖ついていた時も、後で知って驚いていたという。

でも、私より大人であってくれた素晴らしい後輩に感謝。

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ありし時の、ギャラリーバーカジマ。

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