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兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

2014年04月

一年に一度、作曲家の峰村澄子さんの主催するA7コンサート。
今年も行ってきました。




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「それぞれが好きなものを発表する」というのびやかさがたまりません。

 出品作曲家は、佐々木正暁、栗林琢也、橘晋太郎、綿貫浩太郎、野崎良太、中島ノブユキ、坪井伸親、上野耕路、峰村澄子(敬称略)。

本当にそれぞれで、音楽というのは順位が付けられないというのが持論ですが、まさしくそういうものばかり。
付け加えれば(よく誤解されますので)単に「好みだ!」「そうではない!」という青いものではなく、 そういう世界もあるという前提で、その世界ではふむふむというような。

最近人様の発言を聞いて自分を考えてしまうとき、私は40超えてかなり寛容な見方、客観的な見方、五感は常識というのは定着ブレして大きな考えをぶれずに持つ人間になったのだなと、ずごーーーく思います(多分、こう書いていることが、ぶれブレなのだと思いますが(笑 ))。なんだかそういうことが最近ありまして。それぞれがそれぞれの環境としてあるのに、どうしてそう一方的に「~でなければならない」と言い切れるのか私にはわかりません。若い年代への教育的指導とは違う使い方でね。

閑話休題。

さて、プログラムは作曲家しか見ない私。終わったらきちんと読みますが。
会場でちらりとプログラムの演奏者を見ると、横山和加子、長谷部一郎と目に入り、なんか懐かしい!え!出演するのねとワクワクワクワク。和加子ちゃんは短く髪の毛を切られていて。
カルテット パウゼはバランスの良いカルテットですね。
こういう演奏者に演奏される人は幸せです♪
ヴィオラの小林明子さんののびやかな演奏は、コーラングレとのデュオでも発揮されていましたね。
素晴らしかったです。

このコンサートで、峰村さんの「風月図譜」はヴァイオリンとピアノの曲ですが、トリに相応しい美しい曲でした。

私がもう一つ楽しみにしていたのが上野耕路さんの"Pastishe"for Piano.
なにせ、戸川純ちゃんが好きで、学生の頃ライブに行ったりで、上野さんは自分には馴染みのあるところなので、上野さんがJFCに入られた時も驚きましたものね。運動靴にスケッチブックを抱えて、椅子を一番下に下げて鍵盤と一生懸命な姿。細野さんチック(どこが?うふふ)。とてもチャーミングだったので嬉しかったわ。

ライブハウスで聴きたいようなそんな感じ。いえ、もっと小さなどこかのご自宅で親しい人と。
そんな演奏会が実は私は一番好きだったりする。大きいホールとか、○○がたくさんいるとかそういう付き合いじゃないもの、私と音楽って。
 

 

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