うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

私のお勧めしたい美術や音楽などの案内を載せています。個人的なブログなどはリンクよりお進みください。 (ここにある個人写真は許可を得て掲載させていただいております。 ご本人様以外の方は、ここにある写真の無断転載・転用は禁止させていただいております。 ちなみに、リンクはご自由です♪ なお問い合わせののメール等、お名前とご連絡先の書いていない 一方的なメールにはお返事できかねますのでご了承ください)

「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

2010年07月

2010年8月7日(土)
東京オペラシティリサイタルホールにて
17時半開場 18時開演
全席自由、1000円というお得な楽しいコンサートがあります。

指揮は北爪道夫
オーボエは桃原(とうばる)健一

曲目は
バッハ=ウェーベルン
管弦楽のための6声のフーガ(リチェルカータ)

マルティヌー
オーボエと小管弦楽のための協奏曲(オーボエ・桃原健一)

ルトスワフスキー
14楽器のためのチェーン1

ストラヴィンスキー
バレエ音楽”カルタ遊び”

という比較的知られている曲揃いです。
小編成のほうが楽しいものは多いですね。


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風鈴屋すずちゃんが今年も風鈴屋さんを開催されます。
金沢ですね。

私もまた行きたいです。
8月4日から8月8日まで。
11時から18時半まで。
会期中無休です。

ギャラリートネリコはまだ新しいギャラリーのようですね。

うちではもう既に、すずちゃんの風鈴の音が二つそろって鳴っています。

すずちゃんというすばらしい人物にお会いすることができたら、夏は元気満タンですよ!

ほぼ、閉鎖状態になってきたこのブログ。
どうしてもこういう素敵な人からくると閉められなくて。

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表参道のカワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」での「プーシキンの詩による歌曲」を聴いてきました。

行きに、あの赤いアニヴェルセルでお茶してから行こうか、OLのときによくいったまい泉で軽く食事をしてから行くか・・・という時間はないのでした。クエストホールのデメルでお茶でもいいのですが・・。
昔OLのころクエストホールで武満徹と高橋悠治と物理学者たち?が対談をするのがあって、会社にまで割引券がまわってきていった覚えがあります。トークの途中武満さんは退屈したのか壇上で寝てしまったのですが、妙にそれが頭にあります。


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HANAE MORIビルってなくなるんですか??・
伊藤忠時代、上司にこのビルのまるで違う国にいった様な所で?お食事をご馳走になったのを思い出します。時間は進みますものね。変わって楽しみもあるでしょう。会社の近くにあったOn Sundays...も好きでした。ワタリウムとしてありますけれど、ちょっと違いますよね。

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さて、着きましたが、今回のプログラムはプーシキンの詩にロシア人作曲家と日本人作曲家(日本語訳されたもの)を同時に聴けるのが楽しみでした。
ありそうでないプログラム。しかも私は結局ロシアの音楽に行き着くので、大好きなんですね。
なんでしょう、フランスでもドイツでもないんですよね(バッハは別だけれど)

こういうときに配られる歌詞は私は見ません。演奏家が日本語をきちんと伝えるかというのがとても重要になるからです。あとは作曲は作る人はわかると思いますが、終わり方。これが重要だったりします。
終わり方が残念な方もいました。とはいえ、いい曲が多かったです。

キュイが聴けるのはうれしかったので、よかったです。
筧聰子さんと遠藤雅夫さんが好演していました。

歌詞、という意味では、肥田雅宏さんがよかったですね。伴奏は高野純子さん。

またソプラノの福成紀美子さんも素敵でした。

福田陽さんの曲も威厳を感じる仕上がりでしたし(「預言者」。。リムスキー=コルサコフ)
金田潮兒さんの曲もドラマティックでしたし(「嵐」ラフマニノフ)
堀越隆一さんの曲は穏やかな、しかもシンプルな自然の流れを感じましたし(「空にたなびく雲がとぎれる・・・リムスキー=コルサコフ)
遠藤雅夫さんのは、現代的バランスを感じました(「願い」キュイ)

ボロディンの「とおいふるさとの岸を求めて」というのは素敵な曲でした。
好演は岸本力さん(Bas)、ピアノ 山本きよみさん。

後援が終わってから少し会長の森田稔さんとお話させていただきました。
穏やかなやさしいお人柄。


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堀越隆一さんとも。
明日もアルエム弦楽合奏団の本番があるとのことで、お忙しい日々をすごされています。

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帰りに銀座にちょっと寄りましたら、日本創新党の演説がありまして少し聞いていました。
実現は難しいけれど、それをがんばろうという気力は伝わってきました。
作曲家では、すぎやまこういちさんが応援されていますね。

でも、わたしってどっちかっと言うと右なんですが、でも左よりと知人に言われたり・・・。
自分でもよくわかりませんw
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日本フーゴー・ヴォルフ協会の第130回例会が7月30日にあるのですね。

こんにちは、ここをのぞいてくれている皆様。
人生って何だろう?人とは何だろうと、子供のころから哲学している鈴木朝子です。

(ヤフージオシティーズが終了したため、このプロフィールを少し付け加えました。
ちょっと違った?と思った方、その通りです!リンクもここに少しずつ増やしていくと思います)

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皆さんが、プロフィールとしてプログラムに書くようなことは書きません。

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社団法人作曲家協議会会員、国際芸術連盟会員、女性作曲家連盟会員です。(2007現在)ほかは、辞めました。そのうち全部やめるかもしれません。私が思う「美しい音楽」が、豊富な所と関わりたいからです。 私の師匠は、「良い音楽だけ聴かせろ」と、母に言っていました。もちろんその「良い音楽」とは、主観になるわけですが、聴けばわかりますね?

好きなことは趣味にしておけとはよく言ったものです。

作曲については、現代に生きるものとして「自分」としてやるのみで誰の物まねでもありません。
そもそも多くの作曲家がいうように、作曲とは本来習えるものではありません。(こういうと、勉強は!と鼻息荒く言う人がいますが、普通に考えてのことはやってるのが当たり前ですので語りません)

ピアノ作曲などは、転勤族の娘であったためにいろんな人に習いました。名前を失念している方もいます(申し訳ありません)。斎藤登先生は、ショスタコーヴィチ氏とどうやって縁をもったのか、今では聞くすべもありませんが、齋藤先生は指揮者でも作曲家でもあったので、そういうところでショスタコーヴィチと何かしらやり取りをしていたのだと思います。この事実は、この音楽界では何故か殆ど知られておりません。私が斎藤先生の元を離れるときに、先生の作曲した曲にショスタコーヴィチ氏がその曲に関しメッセージを書いたものを写してあるのをいただきました。小さかったので、その作曲家がどんな人かわからずでしたが、今私はロシア音楽が大好きなのを想うと、その時大きくなかったのが残念でなりません。


斎藤先生はピアノ音楽の教育にとても熱心でした。日曜に、ピアノレッスンとは別に、生徒たちが調音のためだけに行きます。三回弾いてくれてそれを書いて先生の元へもっていくというものですが、後々思うと、そのレベルはものすごいものでした。私はその中でしか経験していなかったことなので「普通のこと」だと思っていましたが。NHKのテレビに先生が生徒とともに出演依頼を頼まれましたが、それでは生徒の進み具合が遅くなるといって簡単に断るくらいです。知名度やなにかなんて本当に関係なく、純粋すぎるくらい「音楽の人」でした。子供の頃に習えたのは光栄でした。もちろん、小さいころは、ピアノは厳しかったので、一週間に習う4曲を3回失敗しないで続けて弾かないと終わらないのが毎日の練習でした。が、外では子供の遊ぶ声。もちろん練習が一番でしたから小さいころもあまり同級生とは遊ばなかったです。もちろん楽しく遊んだことはありますが。子供だから、ちょっとずるしようと、そのうちの一曲の2回目を一部間違えても、間違えてないふりをしたら、母がしっかり聞いていて、さっき間違えたのだから、3回連続はやり直しよ!といわれたので、ちょっと機嫌が悪くなって、「お母さん弾いてみたらわかるよ」みたいな口答えをしたら、次のレッスンに先生に「ちくられ」、もう先生に私は怒鳴り散らされました・・・。お母さんに言うとは何事だ!ということと、自分の失敗を言い訳するな!ということと何かでした。
これはまだ小学校あがったか上がらないかの子供には強烈で、とても勉強になったのを覚えています。たまたまその時住んでいたところの隣がお寺で、よく住職さんと二人で、住職さんが履き掃除を終わったくらいの時に色々お話ししていたりしたのですよね・・。子供でもしっかり相手してくださったあの方は今はどうしていらっしゃるのだろう。
仏教は身近にあったのに、今は随分違ってきましたね。

大人になって作曲を習ったのは、今はどんなのをみんな作っているのだろうということから。堀切幹夫先生や黛敏郎さんには、本当にいろんなことを学びました。作曲は、音楽以外のことで学ぶことが本当に多い。人生そのものが哲学であるあれです。

澁澤龍彦さんのお家に若いころひょんと「ピンポーン」してから文学や美術のかたとの楽しい日々など大人が大好きだった私はすっかり大人になりましたが、それでもまだ若さより成熟を好む性格のようです。

私が現代音楽のコンサートに初めて行ったときに聴いた忘れもしない(作曲者は忘れた。そんな程度です)延々5度のヴァイオリン。10分。プログラムには饒舌な解説。幻滅でした。私はこの世界のために、こういう世界に戻りたいと会社を辞めたのか(伊藤忠商事勤務しておりました)。いや、私はこういう世界に足を入れたいんじゃないと。
まあそれからは色々色々。


でも地球においては
「自分の世界を作れたらいい」
どんなジャンルもその一言に尽きると思います。

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◆ちなみに、以前やっていた「無料ピアノ教室(LINEで生中継)」は、今も新規でもお受けします。
大人になってピアノをはじめて、弾くために悩んでいることを一緒に解決しております。
ご遠慮なく。メール、もしくはコメントに一言いただきたく存じます。


ヤフージオシティーズ閉鎖により、リンク先を個々に追加していきます。

厳選してお伝えします。(お世話になっている方も含め)
音楽を本当に愛する人にお勧めなサイトを少しずつ慎重に。


リコーダーをこよなく愛する石田誠司さんのサイト





好きなギャラリーや人など。

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ギャラリーバーカジマ




画家 原大介さんのサイト
兄貴!という言葉がとても似あうお兄さん。
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フェース of ワンダー







Oギャラリー



ギャラリー砂扇




椿近代画廊
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画家の池本洋二郎さん!
穏やかでお優しい方ですが、その絵ももちろん。

市野裕子さん。
写真がないですが、本当に素敵な人。
画家さんと言うのは、(私と接点のある方ですが)本当に大人で、でもキュートなところが。
特に市野さんは。
しかしその絵は厳しいくらいに、洗練されたもので、ある意味、その絵をじっとみていると、作家の存在すら無くなるほど「絵」が語る。静謐に。












シャガールが1964年に書いた天井画



堀越さん
すごく楽しかった堀越千秋さんとは、
スペイン語やフラメンコの話など
沢山思い出がいっぱい。

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人気画家のコービンこと藤崎孝敏さん
本当にこの人の絵は好きですね。
全国にファンも多いです。



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画家の、山本じんさん。
とても素敵な絵は勿論、ご本人も
気さくで優しくて、近くに住んでいらしたのに
遠くになったのが残念です。



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番外編。故澁澤龍彦家のわんちゃん。
二代目わんちゃんは、とっておお茶目。








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