うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

2009年04月

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陶芸の渡邊實さんと中山布美雄さんとの二人展
ぎゃらりー小川で
5月18日から23日まで

詳しくは、HPへ。
渡邊さんのは斬新ながら素敵なもので、即売されているかわかりませんが
入手できると生活が潤いそうですよ。

実は、今これを書いているときに
行ったコンサートが日本フィルハーモニー交響楽団の「第609回定期演奏会」だと知る・・・。


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うさお「おい、朝子。どこか行くのか?」

はい、サントリーホールです。

しかし、当日はものすごい雨でした。
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サントリーホールは「会場」になるとこれがいつも大音量でなりますよね。
久しぶりに撮りました。

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プレトークもあったので、早めに。
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作曲家の浅香満氏にお誘いを受けたのですが、
浅香さんの師匠のお一人浦田健次郎さんの初演となる「北穂によせて」という
曲を聴きに行くことになり、もう一曲がブルックナーのシンフォニー4番変ロ長調「ロマンティック」だとお伺いしていて、なぜか「現代音楽のコンサート」ということに私の頭の中ではなっており、浦田さんとブルックナーの「つながり」ってなんなのかしら、など頭を悩ませたり・・・。

「定期演奏会」とはつゆ知らず、だから悩んだのですね(←悩みますよね?
いや、悩まないのかな?)

浦田さんは芸大で教授をされていたのですが、この作品の経緯は載っていましたので、こちらをご参考にどうぞ。

生で聴きたかったでしょう、小山さん。でも楽譜をみられてよかったなとも思います。
交響曲は本当に単純に発表するにはお金がとてもかかります。
なので依頼したほうは、取り下げることもあるかもしれません。
普段この世界を知らなければ尚更ですよね。
でもその依頼者の気持ちを汲んだ浦田さん、それを演奏という形にした指揮の小林さんという「気持ち」があって演奏されたということは、大きなことだと思います。

曲は、山そのものを表現するというよりは、山も含めて、小山さんへの気持ちやいろんなことが入っている感じの曲でした。
14分という短い曲でありながら、まとまりのあるものでした。

私が山を書くとしたら(書かないと思いますが)、もっとそれこそ「ロマンティック」になるかもです。
というのは、私の今身近にいる人がハイカーで、いろんな話をきいたりしてやはり「その人個人」を意識してしまうから。

そして休憩が入り、ブルックナーの4番変ロ長調「ロマンティック」。。。
1楽章のテーマが私はきれいだと思わないので、それがこれでもかと繰り返されるのに少し耳について。。。。

でも、やはり生で聴くといいなと。
しかもこういう古典の部類。
もちろん曲を聴いているわけですが、おそらく作曲している人はみなそうだと思いますが、そのときに分析してしまうんですよね。確認というか。
これとこれのバランス、とか、これじゃ消えちゃうんだなとか。
楽譜だけ、CDだけでは伝わらないこうなにか生での効果。
今はCDやネットでも聴いたりできますが、やはりその波動がダイレクトに伝わり、その人数から強弱、そういうものをまたオケを見ながらできるというのは一番作曲の勉強になるわけで、それ以上の作曲の勉強はないと私は思っていますし、実感しています。

そうか、定期演奏会だからブルックナーなんだ(笑)
指揮の小林研一郎さんも現代曲を取り上げるのは素敵なことですね。
現代を創作(指揮も創作者ですから)する人が同じ現代人を意識するというのはとても自然で大事なことだと思います。

実は、席が全指定でしたが、すごくいい席でした。
最後尾。しかも全部オケを見渡せる、音もいい具合にくる。
1階だとほわ~んとしちゃうところがあって(そのときの客数にもよるでしょうが)。
この席いいなと思ったのでした。


だんだん雨も風も強くなって、もたもた帰ったので遅くなりました(笑)
コンサート直後はホテルの1階でケーキをご馳走になりまして。

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これは中国茶で肌にいいものをチョイス。
最近睡眠不足なので(笑)
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ケーキがお豆腐を使ったものの上に梅干のゼリーが乗っているもの。
さっぱりしていておいしかったです。

久しぶりにメールチェックをしたら(遅いです)
Eさんから「21日までなのですが」と白ウサギを思い出させるような
作品があるとのこと。しかも日本画。

え!と、実はもう孫悟空のような締め付けられる頭痛と発熱、
脳内ふらふらでしたが(笑)そんなこといってられない。
実際に重い腰をあげ、横浜に行ってきました。

これが日本画?というような
ある意味とっても自由に描かれている作家さんで
雲を中心に描かれていて(彼女の軸だそう)その空間にいるのだけれど
雲は絵として止まっているのに、空間ごとゆっくり動いているような。

作家さんらしき人が見当たらなかったので、受付の方に
作家さんを探していただきました。
いい作品に出会ったらお話せずにはいられない性質ですから。
折角同時代に生きているのに、もったいないことですよね。

はしごの意味、いろんなことを楽しく会話させていただきました。
写真もOKとのことでしたので、実はデジカメもっていなかったので
携帯ですので、折角依田さんが写って下さったのに、暗くてすみません。
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この絵、大好き!
像に乗ったうさぎも好きでした。
で、ディスプレイ用のはしごたちも!

今日までですので、残念ですが、皆様是非次回は観にいってくださいね。
日本画の印象すら変わるかも。
花たちも美しかった。
ナチュラルな方で、ワンチャンを飼われているので楽しいお話も。

依田さん、そして依田さんのお友達の方、
初対面なのに楽しい時間をありがとうございました。

久しぶりに、いったものをアップ。
どちらかというと、行った事はもうウサオと私の個人的日記に移しているのですが・・。

八木下茂さんや大橋史櫻さんの演奏を聞きに。


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迷いました~。
上大岡って余り行かないので(余りというより、今まで3回くらいでしょうか)
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電車ではとても近いので便利です。
なぜか屋上に来てしまい、ここでよかったかなと思ったらありました。

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途中からいってしまったのですが。

休憩後の最初は「アナリーゼ木管+ピアノアンサンブル」というグループの
シューマンの有名なピアノ5重奏曲作品44.
あの、イザベル・アジャーニ主演の「アドルフ」を思い出し(音楽と体験というのは本当に強く残りますね)ちょっと身体が冷えていた私は、あの雪を思い出し、寒くなったり。
あの2楽章大好きなんです。
今回木管にアレンジされたようで。



八木下さんとのツーショットは
八木下さんがmixiでアップされていれば、そちらで
みることができます(みたくないよってか(笑))
お一人でのが、ちょっと逆光でしたので、暗くなってしまい
mixiで知り合われたというピアニストさんが撮ってくださいましたので。
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八木下さんがいらっしゃり、何曲か。
それで動画は、その場即興の曲!
途中現代音楽に切り替えようか迷ったとのこと。

許可をいただきましたので、是非どうぞ。途中からですが・・。




色々考えながら楽しいでしょうね。
もちろんこの演奏の前に、作曲されたのも弾かれました。


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フルートの大橋史櫻さんはハープの西山寛子さんと一緒に
アベマリアやサン・サーンスのファンタジーを。
よかったですよ!

「人生も芝居も”台本なし”が面白い!?」
インプロを積極的にやっているお友達、佐久間一生くんからのお知らせです。
5月8日、9日と銀座みゆき館劇場にて
開催されます!
詳しくは、Impro Theater TILT.のサイトでご確認ください。

おお、佐久間君3歳のときもセピア!
わたしの小さい頃もモノクロなのですよウサギ

2000円ですし、どうぞ楽しんでくださいな。

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