うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。最近では、話が盛り上がった時に、熱い気持ちをさらりと語られていたある画家さんの大好きな言葉「諸行無常」も大好きになりました。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

2008年01月

2月10日 かなっくホールにて
午後2時より、第15回よこはまベイサイド・コンサートがあります。

ピアニストの南澤さんはショパンのファンタジーを演奏されます。
なんと入場料は1000円です。
ほかの出演者は
野中真理子(ヴァイオリン)
江原いぐさ(ヴァイオリン)
北村美希子(ソプラノ)
佐藤麻紀(クラリネット)
鎌田美穂子(箏)
後藤絵美(ソプラノ)
村上加菜子(フルート)
齋藤舞(ピアノ)です。
ヴィヴァルディの二つのヴァイオリンのための協奏曲やプッチーニのオペラ、トスカより”歌に生き、恋に生き”やマルティヌーのファースト・ソナタなど。
気軽にいかがでしょう。
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ヴァイオリニスト山田百子さんからのお知らせです。
2月6日午後7時15分開演

ラボ・エクセルシオ 20世紀・日本と世界?
ゲストにオーボエの古部賢一さんを迎えて
なかなか生で聴くチャンスの少ない曲が!

武満徹の
ランドスケープ?(1960)
ア・ウェイ・アローン(1981)
アントゥル=タンーオーボエと弦楽四重奏のための(1986)
クセナキスの
テトラ(1990)
テトラス(1983)

一般3000円、シニア2200円、学生A1000円 学生B500円
場所は第一生命ホールです
学生さん、うらやましい・・・。
全席指定です。
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TANチケットデスク03-3532-5702または
トリトンアーツへ。

まず、最近の私は朝起きたらトイレよりなにより、
まずピアノに向かい、シマノフスキの練習曲
またはプロコフィエフのピアノソナタを触る。
そしてあるものを聴く。
というわけで、一杯一杯の私。こういうことをするのは今日まで!
と自分に決めていたので、今は完全に頭でずっと音がうるさい。
しかし、進めねばならないので、なんと恥をしのんで
電車の隅っこのほうへ座り、スコアを開いた。
電車でスコアを開くほど恥ずかしいことはない。

なのに、その数秒後、隣の女性が声をかけてきた。
なんとその曲が大好きで、ヴァイオリンをしているというのだ。
思わず感激!私のような行動をする(躊躇せず、一期一会を楽しむ)人がいるなんて。
スコアは仕舞い彼女とお話してメール交換をする。
すごく不思議な縁ではあるが、人間積極的になればいくらでも人と繋がれるという証拠でもある。
こういうことがあるのなら、スコアを開くこともめちゃくちゃ恥ずかしいことでもないかな?と一瞬開き直るが、やはり私にはかなり勇気のいることである。

ということで、頑張ってます!(とお断りしておきます!)

今日は、大阪から長尾さんがいらっしゃっているとお知らせがあったので、午後からOギャラリーへ行く
いらっしゃいました!嬉しい。久しぶりの対面です。
思わずいろいろ話してしまう。とそこへ、
なんとあの多忙な画家二村潤さんが(ノ゚ο゚)ノ
思わぬ嬉しい出来事。
お教室が忙しいのだけれど、時間を作り一気に今日色々まわっているよう。
せっかくだからと写真を撮っていただく。
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その後、潤さんと道端で(笑)ちょっとお話して別れる。
どうも私の話題が他のgalleryで出ていたようで・・・。
謎のままにしておこうよ(笑)
私が自分のこと話さないからかな?話す必要はないと思っているのです(笑)
音楽でだけ表現したいと思っています。私のこと聴いてもつまんないよ?(笑)
話さないよ?これからも(笑)皆様のお話を今までと同じくきちんと面と向かって聞かせていただきます(*^ー^*)

私は、というところでやる江口シュウさんの個展を観にいく。
とっくにオープニングは始まっています。
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1月28日galleryゴトウで、長谷さんがスピーチをされるということを聴きました。よろしかったら、28日午後5時頃いらしてくださいね。コレクターさんたちが彫刻家の冨長敦也さんの作品を展示するらしいのです。長谷さんどうか少しずつでも体調がよくなりますように。
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江口さんと。作品がやはりこれだけ並ぶのはいいな。
やっぱり好きなのは、この前代官山で拝見したコンポジション。
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お初ではないと思うのですが、チャーミングなまだ学生さんのかなこちゃんとお話させていただきました。彫刻をされています。
彫刻ってやっぱり大変なようです。私は個人的にとても好きなジャンルですが。かなこちゃんの作品を拝見するのが楽しみです。
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テーブルの上に、美味しそうなロールケーキ!その場にいる人たちに「これいい?」ってきちんと了解得て食させていただきました。
どこのなんだろう?。ケーキ類って実は久しぶり!
美味しいハート
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久しぶりに打ち上げに参加させていただきました。
もちろん頭は音楽・・・。でも切り替えが大事!と思い、楽しく過ごす。
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皆さん年齢不詳、存在も面白いし魅力的。画家の皆さん。

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その後、ときねが移転したので住所がわからないので直接この前の写真を渡したく、「ときね」に行く。

ちなみに「ときね」は画家さんも多くいらっしゃるバーですが、今日は先客3名さまがおり、その後お医者さん(仙太郎さんの絵をたくさん気に入って購入されている方)にもお会いし、楽しい時間でした。
私でも入れる銀座のバーですキラキラ
皆さんも脚が疲れたら是非どうぞ。
優しいマスターとの会話は楽しいですよ!仙太郎さんの絵も一つ飾られています。
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私、今日ワイン飲みすぎ・・・。
場所はこちらです。
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松永通温生誕80年記念の3ジェネレーション・コンサートへ。
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大ホールでは何も催しものがなかったので、静かでした。

このコンサートはピアニストの松永加也子さんが友人のピアニストの矢沢朋子さんに「3代も現役で活動している音楽家はそういないのだから、お父さんの80歳のお祝いに、花子とふたりで作品演奏会を開いてはどうか、いや開くべきだ!」と強く勧められたものだそうです。

確かに、すごいわ!と思いましたもの。重ねて昨年は平野花子さんがUSA国際ハープ・コンペティションで銀メダルと特別賞を受賞なさったのです。クラッカーおめでとうございます
素晴らしい企画だと思います。

今回、客席にいて思ったのが、お客さんも大人ばかりという感じで、とても静かでした。松平さんや一柳さんその他もろもろのお顔をみかけ、納得。松永さんが現音の名誉会員でもあるからでしょうか。

さて、全体を通して拝聴すると、私は特に一曲目の「ディスインターラクションB=メディテーション?+ソナタ フォーハープ」(改定初演)がとってもよかったです。
このDISINTERACTIONというのはInteractionという語に反対の意味を表す接頭語Disをつけた松永さんの造語ということです。
2,000年に大阪でクラリネット・ソロのSpiceless Movementoという曲とパントマイムと自作のビデオ・アートを同時進行させるシアター・ピースを発表したときに名づけたもので、今回はMEDITATION ?とSONATA for Harpを同時進行させるのでBをつけたとのこと。

暗転からピアニストが弾き始め、途中からハープが入り演奏。ハープが弾き終わると退場し、ピアニストだけになり終わるというものですが、曲がものすごく夢心地にさせ、異次元の世界に連れて行かれました。

ハープ・ソロの「ソナタ 春」は調性の曲。
現代音楽をされるかたが、こういう調性をいれられるのはとてもいいと思います。調性は一番センスがわかりやすいからです。もちろん無調でもセンスというのはありますが。この作品は孫娘の花子さんの11歳と12歳のお誕生日のために2回にわけて書いてプレゼントされたものだそうです。(1999年と2000年に)

だからでしょうか、花子さん、自分のもののように演奏されていました。
続く「不思議な花の咲く地帯」は花子さんの15歳の誕生日プレゼントとして書かれたのですが都合でピアノで。
見事に安定したテクニックで加也子さんが弾いていました。
4曲目のFlyingFreesiaなんて、とってもきれい。
その後、ピアノがずっと続き「個展」のよさを垣間見ました。
最後のメディテーション?は初演がピアニストの中村和枝さんだったのですね。

コンサートが始まる前に声を掛けさせていただいたのです。
で、松永さんとの写真を撮っていただきました。ありがとうございました!

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終演後、平野花子さん(左)と松永加也子さん。

衣装もとっても素敵。
加也子さんを始めてお見掛けしたのは、私の師匠のリハのとき。
まだ私も20代の頃。そのときでも素晴らしい演奏だったのですが、今回久しぶりに拝聴しましてもう「大家」だなあと思ってしまいました。皆さんそうおもわれているでしょうが、とても素晴らしい表現力とテクニックを持ち合わせたピアニストさんです。
花子さんもこのお歳で幅の広い演奏。すごいです。これからもお二人のご活躍が楽しみです。
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そうしていたら、なんと私の昔の先生に(私は自分で習ったことのある人意外は先生とは呼びませんので、「先生」です。たまに教わってないのに「先生」という人がいますが、よくわからないです)
3年ぶり、いえ4年ぶりに会ったのでお茶を少し。
こういう面子の揃うコンサートですもの、先生がいても当然といえば当然ですが。
先生とは色々ありましたが、時もたち・・・。

まあ、いろいろあったようで生活も大変なのですが(生きるってやっぱり大変)、とはいえ、あることを相談したら、もうそこは飲み屋さんではなくレッスン室となってしまうように・・・。

「今、きちんと○編成で頭で鳴らして!」などといきなり言われ、色々とレッスンを思い出し一気に集中モード・・・。外で・・・。こうなると私も回りは全く視界に入らなくなります。普段の180度(以上でしょうが)の視界が10度くらいになるのでしょうか(笑)
私は普通は尋ねられると「知りません」「わかりません」といって何も知らない振りをして答えないのですが「先生」となれば違います。先生は音楽モードになるとめちゃくちゃモードになるのでゲキが飛ぶこともあるからです・・・。「それはGです」とか「その中間域はどれどれの楽器を、こう乗せて。。」などなど即答状態で、頭が一気に過去のレッスン時代に戻ったのです。あ~一気に頭フル回転しました~久しぶりに。
とはいえ、いい勉強になりました。
的確すぎるくらい的確なので、この先生はあることを除いては私はついてよかったと思うわけです。そしてしがらみがない方なので、この世界にも正直ですし。
私もゴマはすらないのですが、マメを擂ってしまいました。
野菜をあえるときに、白和えに飽きたので、豆がいいなあ~と山形の豆を。
少し甘めに味付けしよう。  これは↓まだ途中。
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