うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

2007年09月

「詩人たちの肉聲を聴く!ポエトリーヴォイスサーキット(巡回朗読会)」です。
昨年の10月銀座のギャラリーアートポイントで白石かずこさんの自作詩朗読会から始まったこの催し。
今回は118回目。
ギャルリー東京ユマニテにて(現在、加納光於さんの作品と平井隆さんの合作が展示されています。私は学生のころ加納さんの弟子?さんと親しくさせていただいたことがあって、懐かしく思いました)


言葉の表現の中で、ダントツ詩が大好きな私。
ヴァレリーでしたっけ、詩とは叫びが発展したものと言っていたのは。
そんなことを思い浮かべた小川さんの朗読。

私は、言葉を知れば知るほど、言葉はいらないのではないか、という矛盾も抱えはじめました・・・。

さて、もちろん聞き逃してはいかん!と、予約を要れ(予約を入れると2500円で聴けます)聴いてきました。

これからの詩人たちのはこちらをまめにチェックしてくださいな

ミズ・テツオさんの美術館のある安曇野で、昨年だったか泊まったときに佐藤達男さんのギターと小川さんの朗読は聞きましたし、

(安曇野の宿泊先で)
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昨年も今頃?小川英晴さんの単独の朗読を聴きましたが、今回はとってもよかったです。
特に第2部の小詩集『彼岸へ至る十五の風景』ー安徳瑛に捧げる
これが、ある画家さんとダブって聞こえたのは私だけでしょうか・・・

そのほかにも素敵な詩はありますが、中でも詩集『クラシックな回想』ー安徳瑛に捧げるのなかの第二章の「手」がものすごく私には響きました。
同じこと思ってるんだなあと。


残念ながら朗読の写真はございません。
なぜなら、私、しっかり聴きたかったからです。
その空気に今日はしっかりはまりたかった。

でも、ツーショットいただきましたよ~。

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あれ?なぜか腰が引けてる私・・。肩を組むには私の背が大きすぎ・・。

小川さんの朗読会、これからも楽しみです。
小川さんのプロフィールです。

詩人。東京生まれ。1978年第1詩集『予感の猟場』『夢の蕾』を同時刊行。以後、詩集『トマト感覚』『創世記』『誕生』『死者の書』など20冊を刊行。評論に『ポエジー』(2004)編纂書に『ロルカとフラメンコ』『芸術と誕生』などがある。更に音楽、美術、フラメンコなど幅広い評論活動も行う。近年。自作詩を原作とした交響的カンタータやフラメンコも上演された。現在、小川未明文学委員会委員、選考委員。「詩と思想」編集委員。

9月30日日曜日に同仁キリスト教会にてアミクス木管5重奏団のコンサートがあります。
5時開演(4時半開場)
入場料2500円です。

メンバーは
フルート 伊藤真智子
オーボエ 堀子 孝英
クラリネット 鈴木美香
ホルン 木原 英士
ファゴット 吉川麻衣子

ピアノに田中麻絵

プログラムは、ハイドンのディベルティメントやダリウス・ミヨーのルネ王の暖炉など。
各楽器のミニソロリサイタルも魅力ですね。

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新宿にある、パウエルフルートジャパンにて山根尊典フルートリサイタルをきいてきました。
ピアノは当摩泰久さんです。

山根さんのフルートは初めて拝聴します。
ここのパウエルというところはきれいな内装ですね!
新宿西口からすぐ近くです。
さて、肝心の曲ですが、
ソナチネ/ジャン・マルティノン
ヴォヤージュ/ジョン・コリアーノ
ソナタ作品14/ロバート ムジンスキ

休憩を挟んで
ソナタ第一番ホ短調/フランソワ・ドビエンヌ
エアボーン/ゲイリー・ショッカー

私が一番気に入ったのが、ゲイリーショッカーです。ロバート・ムジンスキのソナタもよかったですが、3楽章でこの作曲家はゆっくりな表現が苦手なのかなあと思ってしまって。これが上手いこと単一楽章であったら、とも思いました。

やっぱり現代音楽ってアメリカが素敵。
現代音楽は自由な方向へ進んでいるはず。だとしたら、アメリカの精神(今もそうであるならば)である自由というものと一致して当然ですね。
アメリカは何でも受け入れますから。
ゲイリー・ショッカー(1959年生まれ、おお!私とそんなに変わらないではないですか・・・)は一言で言えば、聴いていて楽しい曲。
このエアボーンは南米のボゴタを訪れたときの強い印象をもとに、1999年に書かれた前奏曲とそれに続く情熱的なダンスとで構成されている のだそうです(プログラムより)
スペイン語の先生に聞かせたい曲です。ボゴタによく行かれていますから。

リサイタルでこれほど積極的に珍しい曲を(生で演奏されるには)取り上げる山根さんって偉い!
だから挨拶したい(笑)で、山根さんと当摩さんと今日誘ってくれた作曲の小森君と記念に。八木下さんともお会いしました!
(すみません、パーマを昨日かけてぼさぼさ・・・何年も美容院へいっていないので、いつかいこうかな・・・)

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打ち上げもあったらしいのですが、仙太郎展に行く予定でその場を去らせていただきました。
で、銀座へ。
谷川さんの個展をこの前も見逃したんですが。
すごい・・・やっぱりまとめてみられるのは、嬉しい。
これは「彼女からの手紙」という絵です。
それなら、私も上から書いちゃおうかな(笑)うそですよ~

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仙太郎さんにお会いできると思ったのですが、ちょうど今日から一創会というところの初日でオープニングパーティがあり、そちらの文藝春秋画廊にいらっしゃるかもとのことで、(仙太郎さんはそこに所属しています)いきましたら、いらっしゃいました。
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ときねのマスターのときと同じく優しい笑顔で迎えてくださいました!(ありがとうございます)H氏にもお会いでき嬉しかったです。

そうしたら、なんとわたしのホームページを見ていてくださるという女性が!
もちろん、そういうことはよくあるのですが、まさか画家さんでいらっしゃるとは!しかも、かっこいい美人さんです。
ツーショットを欲しかったくらいですが・・・。

その村岸さんの絵はブルーで幻想的で幻惑されます。
小さいほうの絵も載せたいくらいでしたが、受付の上にありますので、みなさまそちらは生でご覧ください。
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まるで「自画像」のようです。(ああ。これで彼女の雰囲気がお伝えできますねハート
不思議な出会い。

今後ともよろしくお願いします!

彼女はネットのようなのは苦手とおっしゃっていました。
その気持ちよくわかります。私もいまでこそHPなんてやっているのですが、それまでは月に1回見ればいいほうでした(メールさえも)。
それに確かに軽薄な感じはしたものですが、昨年あたりから、ネットを通じてのいいことが多くなり、そしてバーチャルであるいわゆる「空虚な」ネットではない側面の良さをみてからは、抵抗がなくなりました。要は使いようですよね。
もちろん、画面に向かってなど、うさぎの記録や皆様のご案内がなければ、きっといまだにやってないだろうインターネット。携帯すら某演奏家さんに言われてやっと持ったくらいですから。
それになにより、私の今の周りにいるネットでも現実でもつながっている人たちが素晴らしい人たちであるからかもしれません。

ご縁に感謝リボン

で、彼女がウサオのこともみてくださっていまして、感激!よかったね~ウサオ!

で、久しぶりに小森君に会ったので、帰りはオーバカナルで長居。
ここのカフェオレ美味しい!いつもただのカフェだったのですが・・。
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むふふ、今読んでる、octavio・pazの本とカフェオレ。
パスは哲学者として世界で一番好きです。どのくらいすきかというと、彼が編集長を務めていたVueltaを取り寄せて購読していたほど。
単なるフランス人より、世界を知って語る思想。
彼の作品は、じーーーーーーーーーーっくり読んでしまいます。
今は日本語で読めるから楽チン。

神戸から帰ってきてから、実は3日くらい眠れず、その後も用があってなかなか睡眠がとれず、しかし22日にはお風呂をいれよう~と出先から帰ってきて入れていたら、なぜかベッドに倒れこんだようで起きたら朝(笑)お風呂は自動で止まっていたのでよかった(笑)
ゆっくり眠りたい・・・今の心境です。(なんだ、この終わり方・・・)

楽しかったってことですラブ

ご質問が多かったので。

クレオールでのはこちらへまとめました。

ブログのみ見ていらっしゃる方はよくわかりませんものね。
こそっとおいておきましたので、参考になさって(何の・・・)くださいね。

9月24日から29日までサロン ド ジーにて、あの独特な絵を描かれる谷川仙太郎の個展が開かれます。
11時から19時まで。最終日は16時半までです。

23日には、あのときねで前夜祭ですとクラッカー

ときねに行きたい方も是非この機会にどうぞ。

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