2004年09月29日 猫ちゃん葉書 チェリスト長谷部一郎君から御馴染綺麗な彼自身の写真はがきが久しぶりに届きました。 相変わらず素敵なお写真で。 5月にはヨーロッパにいかれ、そして先日までBunkamuraのニューヨークシティバレエの仕事で缶詰だったとか。 チェロに真摯な長谷部君、いつもありがとう。
2004年09月26日 今日の感謝 今日は服部さんと小森君の二人展へ。 現代音楽には珍しい満員御礼?よかったっす。その前に約束していたかたと会い 会場ではなんと北海道から木村雅信さんが来ておられ、うさぎのハンカチをいただきやした!ありがとうございます(^-^)私は単なる聴衆なのに…他、戸田君や西田君の顔も久しぶりに。 服部さんには いつも励まされ感謝しています(^-^) 八木下さんや堀越さんもいらしてたのだと…ご挨拶せずお会いできず失礼しましたm(__)m またオーボエの桃原君今後とも宜しく。 写真は今日のいただきもの。 ハンカチは木村さんから、本は某翻訳者さんから(^-^)作曲がんばります! 日記というより報告でした! 朝子
2004年09月22日 読書の秋? 読書は常日頃人の側にあるものですが、たまには載せてみようと といっても、最近読んだ本というには似つかわしくないのですが。 私が10代に影響された(人間10代に接したものは人生において大きな影響力を持つと思うし、実際その影響のされ方は10代独特なものだと思う)文学者に澁澤龍彦がいる訳ですが、彼のいわゆる種本というのは彼の死後どんどん翻訳されてしまいましたね。 今日は「美術史」エリー・フォールについて。 これは、日本ではようやく訳された本で、しかも今刊行中ですね。(国書刊行会←私が勤めたかった所)私は日本では読めないしフランス語は難しいし(興味もてない語学)、前にスペイン語のを取り寄せてがんばって全部読みましたけれど。でも日本語のは解説も詳しくて読みやすい! この「美術史」について、まとめて上手く語っているのがあったのを思い出したので、載せてみます。 __________________ ”LITTERAIRE"秋号1992から 「1909年から35年にかけて幾度か改稿を加えられながら完成した壮大な「世界美術史」の名著、おそらくあらゆる文明の「芸術」を総体として描き切ろうとした最初の試みである。マルローは明らかにフォールの仕事を「ライバル」としていた。私の知る限り一人の人間によって書かれた総合美術史はマルローとフォールの二つだけである。もっとも、こうした「不正確」を覚悟しなければならない試みはアカデミックな美術史家が手をつけるはずもなく、周知のようにマルローはもとより、フォールも本業は作家であった。マルセル・デュシャンが座右の書としていたのは有名であり、ゴダールの「気狂い(ママ)ピエロ」の冒頭に本書からベラスケスについての文章が引用されていることも周知の通りである。また、ヘンリー・ミラーの大作「薔薇色の十字架」の末尾の救済の場にインド美術についてのフォールの文章がその至福の契機として長く引用されている」(丹生谷貴志) ______________ この「薔薇色の十字架」まだ読んだことないんですよ アンヌの祖父はモーリャックなのね!いつも忘れちゃう(笑) 調べてくれてありがとう~。 美味しいコーヒーでも飲みながら本を読みましょうかこれも、ありがとう。