うさぎと音楽を愛する作曲家 鈴木朝子の手帖へようこそ

兎と暮らす作曲家 鈴木朝子の手帖

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「一期一会」昔から好きな言葉です。

ウサギと暮らして20数年。ウサギとの人生になりました。

三代目、ミニレッキスのうさ吉が今の相棒です♪

2004年05月

いってきました。顔を腫らせてo(;-_-;)o
すみだトリフォニーにて。恵みの雨のせいかお客さんが少なかったのは残念ですが、聴きにこなかった人もったいない!という感じのコンサートでした。上野千裕さん、自作自演ですね。「フルートとピアノのために」とても短くてちょっと消化不良ですが、聴きやすい曲ではありました。ただ、フルートが実力不足かなあ。緊張し過ぎていたのかなあ。
私がもっとも気に入った曲は、安達元彦氏の「モノディアーピアノのために より」、の最終曲の一曲。ピアニスティック。これを弾いた上野千裕さんは、ぴったりでした。(ピアノの方がいいかも)シュトゥックハウゼンは、案の定、1分も聴いた所で飽きました(笑)ピアニストの堀切洋子さんは上手かった。彼女はこれと、ヒナステラの「アルゼンチン舞曲」を弾いたのですが(やっぱり好きだわ、ヒナステラ)、安定した手の形、無駄な動きの無さ、これからますます活躍されるでしょう。武蔵野音大出身のかたでした。
デュポアの「組曲形式の性格的小品集より」のピアノとサクソフォンも上手でしたが、ずうずうしく言えば、サクソフォンの方のファッション、もう少し・・・。折角あんなに上手いのに。(大きなお世話だな)
ヒンデミットは、まあ、そんなに興味がないので。

そして、休憩後、鈴木智恵ちゃんの登場。
一番颯爽として、かっこいい単なるシンプルでない黒のドレスで、さーっと椅子に座り弾きはじめる。中澤道子さんの曲。メリハリのきいた曲。5曲からなる組曲です。欲目無しでいいぞ!と思いました。智恵ちゃんは確か音楽の雰囲気でも衣装を考えるんですよね。そういうところも大好き。
最終曲は、個人的に好きではない。マリンバの方の大袈裟なアクションは、その技術に伴っていれば私はいいと思うが、演奏より振りのほうが、大袈裟。

たまにいるんですよ、グレン・グールドみたいなの。グレンは技術もしっかりしているから、いいけれど、音楽している普通の人の耳は派手な振りには騙されていないはず。ピアノで派手なアクションしても、同時に和音押さえてないのなんてわかるから。分からない人は派手なアクションの人の目をつむって聴いてみて下さいね。
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で、智恵ちゃんのお父様(作曲家の鈴木英明氏)もいらしていたので、お話しました。もちろん智恵ちゃんとも(「近いうち、お食事いこうね」といわれたので、というかお互い言ってるんだよね(笑)本番終わったことだし、ピアノ曲のことでも話したいし、是非是非トイレ(@^∇゜)/)
、そして宮澤さん(今日兵庫に帰るの、なんていってました)に元生徒さんのことで話しがあったので、お話しました。そして堀越隆一さんも休憩中に発見?体調がよくなったようでよかったーー。昨年末ので、ずっと心配でしたので。でも心配かけまいと「大丈夫ですよ」なんていわれたかも・・・。無理しないでくださいね。
19日は、すごく久しぶりに楽しめたコンサートでした。

何気にクラシックを避けていたりもする今日このごろ。(いやちょっといろいろありまして)

そんなときに「ドトールに立ち寄り、コーヒーと朝子さんのテープでささやかな安らぎTIME中よ」という手紙が。

音楽ですから、わたしの曲が大嫌いな人もいるでしょうし、ふーんって思って聴いてくれるひともいるでしょうし、いろいろいるのは存じていますが、音楽関係に携わっていない方から、こんな風にいただくととても嬉しいです。なんのしがらみもない人から・・・。

「今」作曲をしていて、「今」同じ空気を吸っている人が、街中で心身疲れていらっしゃるときに聴いて下さるなんて・・。しかもこの方はわざわざカセットテープ(すみません、わたしCDで出来ないもので)で再生する機械がないので、わざわざウォークマン?を購入されていたのです。
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何故プーランクが好きなの?ときかれることが最近ありました。
いや、いろんな作曲家すきですよ。

プーランクのどこが好きって、簡単に言えば、ユーモアのある所です。そして絶妙な音はずし。

ブラックジョークとか昔から好きですし、周知のように人を泣かせるのは簡単でも、笑わせるのはとても難しいというのに、どーーーーっと語れば繋がりますが。そして、プーランクの曲は心に響きます。
チャイコフスキーの言った言葉に当てはまりますね(これは、某作曲家さんに教えていただいたものですが)

そして、プーランクについての本の裏表紙に、プーランクと愛犬テリア?の写真があって、その愛犬を見つめる目が愛情があって大好き。
プーランクの微笑みも大好き。

プーランクみたいなお兄さんがいたら、すごく幸せだろうな。 ドキドキ大

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